ボートレース若松優勝選手
ヴィーナスシリーズ第4戦マクール杯(令和元年6月22日)
守屋美穂イン逃走 今年3V!
若松ボートの「ヴィーナスシリーズ第4戦マクール杯」は22日に優勝戦が行われた。オール2連対、予選トップで勝ち上がってきた1号艇の守屋美穂(30歳=岡山)がインからコンマ07のトップスタート。他艇に影も踏ませないイン逃げを決めて独走。今年3回目の優勝を飾った。若松では初。
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九州北部地方はまだ梅雨入りせず、最も遅い記録を更新となったようだ。そんな中、若松水面では女子レーサーの熱き戦いヴィーナスシリーズ。
当地を好きと語る守屋が抜群の安定感でシリーズを引っ張り、予選をトップ通過。準優のイン戦は、マクってくる選手に応戦して、旋回が外側に流れるも、ボートがグッと返ってきて1着フィニッシュ。優勝戦の白カポックに袖を通した。
そしてV戦。
コースは123/456。
1号艇の守屋はコンマ07トップスタート。今節1番の踏み込みだった。そのまま艇を伸ばしていって、1周1マークを先マイ。他艇をまったく寄せ付けず。影すら踏ませない。バック直線で単独首位。そのままリードを守りながら周回を重ねてゴール。華麗なイン速攻劇で優勝となった。
「スタート思い切っていけたので良かったです。嬉しいです。若松はもっと好きなレース場になりました。もっと魅了するレースが出来るように頑張ります」
レース後は笑顔が弾けた。当地は初V。好印象をもつ水面で美酒を味わった。
今節、オール2連対を守り切ったのは守屋ただ一人だった。連日の安定した着取りで、その存在を示した。
優勝は1月大村、3月蒲郡に続いて、これで今年3回目。
次走は徳山の男女W優勝戦へ。4回目のVを狙う。まもなく7月。今年後半戦も活躍が期待される守屋。優勝回数も、あといくつ更新していくか注目だ。
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(文:吉川)