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【第3回 加藤峻二杯・第51回 東京中日スポーツ杯】 2018年10月18日~21日 優勝者 4371 西山貴浩 選手

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勝負勘、したたかさが違った。西山貴浩(31=福岡)が、変幻自在のコース取りで4コースに入り、絶好の展開をまくり差した。今年は7回目、通算29回目の優勝を飾った。節一パワーの内堀学は惜しくも2着、差した盛本真輔が3着に粘った。
S展示は枠なり2対4で西山は3カド。しかし、本番は瞬時に4コースを選んだ。「内堀が進入で粘っていたので、それならと」。4カドにしたい内堀の思惑を逆手に取り、結果的に内堀が3カド、西山はそのマーク位置を手に入れた。その後にグイグイ伸びる内堀がまくり、思惑通りの展開を逃さなかった。「展示からこの足じゃ無理と思った。勝つならあれしかないと思っていた。出足だけは付けていた」と、してやったり。表彰式では「頭いい~」、「篠崎(元志)よりカッコいい」の声に「でしょうね」と高笑いした。
賞金ランクは29位になり、明日22日は休みなく蒲郡ダービーの前検日を迎える。「僕はSGも一般戦も変わらず1走1走頑張ります。今後?(地元の)芦屋チャレンジカップ、若松のGIを勝つのが目標」。絶妙なマイクパフォーマンスだけじゃない、頭脳と類いまれな駆け引きを武器にSGでも存在感を見せる。

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