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【第48回埼玉選手権・スポーツニッポン杯争奪戦】2018年1月3日～8日 優勝者 4144 石塚久也 選手
グランプリ覇者の重圧を、ぎりぎりしのいだ。シリーズリーダーの石塚久也(36＝埼玉)が、イン死守から逃げ切り、昨年8月のびわこ以来、今年初、通算12回目の優勝を飾った。差した黒井達矢が2着、最内を突いた大澤大夢が3着。桐生順平は差しが流れ、5着に敗れた。
何とかピンチを切り抜けた。桐生順平が鋭いピット離れで飛び出したが、舟をねじ込み、インを守った。「（ピット）離れからひやひや。順平ちゃんに悪いことをした」。ただし、そこからは冷静そのもの。ほぼそろったスタートから、きっちりと先手を奪った。「離れ以外は万全。この成績で優勝できたのがうれしい」と起こし改善の助言をもらった先輩・渋谷正義とがっちり握手した。
埼玉選手権は初制覇。年始Vで、今後へ貴重な勝利となった。来年3月には戸田でSGクラシックが開催される。「3月に(自分が)走れたらいいですね。気分屋だから分かりませんけど(笑い)」。普段は明確な目標を掲げないタイプが、優勝回数量産を目指し、飛躍の18年のスタートを切った。
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