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【第36回ゴールドカップ・デイリースポーツ杯】2017年12月28日～31日 優勝者 3159 江口晃生 選手
貫禄のイン逃げで17年を締めくくった。1号艇の江口晃生(52=群馬)が、3コースの飯山泰の攻めを巧みに受け止め、7戦6勝、2着1回の準完全V。5月の若松以来、今年6回目、通算93回目の優勝を飾った。2着には道中追い上げた飯山が入り、3着は高山秀雄が中野次郎を退けて粘り込んだ。
経験豊富なベテランらしく、相手の機力を読み、冷静な対処で勝利をつかんだ。「出足は良かった。1Mはいいウイリーもできたね。飯山も出てたけど、それ以上に高山が出てた。いい壁になってくれた」と同県の後輩の存在も気遣った。優勝は久々で約7カ月ぶり。「最近リズムが悪かったし、いいきっかけになってくれれば」と表情を緩ませ、流れV字回復を予感させた。
明日の元日は桐生の前検日。休みなく、地元年始シリーズに向かう。「この時期は走れてなんぼ。選手としてありがたいですよ」と感謝。実は昨年末も蒲郡Vで年末を締め、1月からのVラッシュにつなげた実績あり。「最近流れが悪かったのを踏まえて、来年は今年以上の成績を残したい」。18年もシビアなコース取り、円熟技でボートレース界を盛り上げる。
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