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【ヴィーナスシリーズ第9戦・第49回報知新聞社杯】2017年10月3日～10月8日 優勝者 4433 川野 芽唯 選手
予選トップで優勝戦1号艇に入った津田裕絵の初Vなるかが注目を集めたが、勝ったのは同期100期の川野芽唯だった。スタートは内側の津田、長嶋万記がコンマ13を決め、3号艇3コースの川野は同15。津田は1M先マイ態勢に入り、誰もが初V達成かと思われた。一瞬、落として回ろうとした津田。そこに川野の強烈なツケマイが飛んできた。「仕上がってました。優勝戦の足が一番良かった」と振り返ったように、先頭に突き抜けたのは川野の方だった。川野から「津田さんには悪いことしました」と謝罪の言葉が出たが、これが勝負の厳しさであり、常に全力を尽くすことでファンの心をとらえて離さない女子戦最大の魅力でもある。2着に小野生奈、3着には藤崎小百合が入り、終わって見れば福岡勢が上位を独占。獲得賞金も小野が首位快走、川野は8位と福岡勢の快調ぶりを見せつけたシリーズだった。
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