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【戸田ボート大賞・サンケイスポーツ杯】2017年8月11日～16日 優勝者 4036 金田諭 選手
内枠のパワー2強は明暗が分かれた。インの須藤博倫がコンマ26と痛恨のスタート遅れ。2コース金田諭(38=埼玉)もコンマ19の5番手スタートだったが、自慢の行き足を伸ばし、一気に先まくりを決めた。金田は6月戸田に続き、今年4回目、通算29回目の優勝を飾った。差した桐生順平が猛追する中田竜太を抑えて2着、中田が3着に入った。
金田は開口一番、「足を生かせました。やっぱり出てました」と喜んだ。金田も仕掛けはやや慎重になったが、機力に自信があったからこそ、動揺はなかった。「追い風でスタートは控えたけど、外は全く気にならなかった。須藤さんしか見てなかった」。中田らを素早く抑えつつ、須藤を引き波に沈め、あっさり勝負は決した。
今年4回目の優勝で、来年3月の浜名湖クラシック出場権獲得が現実味を帯びてきた。「狙いたいですね。フライングはしないように。エンジンが出てるときに勝負をかけたい」。次節の芦屋から出場有力圏となる年間6回Vを目指し、スパートをかける。