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【ルーキーシリーズ第2戦 第33回日本モーターボート選手会会長賞】 2017年年4月11日～16日 優勝者 4848 仲谷颯仁 選手
デビュー約2年半、115期生の仲谷颯仁（22=福岡）が、狙い通りの王道Vを成し遂げた。インからコンマ14のトップタイスタートを決めて先マイ。3コースまくり差しで迫る椎名豊を退けた。今年1月のからつ以来、通算2回目の優勝を飾った。椎名豊は猛追する今泉友吾をさばいて2着、今泉が3着に入った。
今節は唯一のオール2連対を守り、自身初の予選トップ通過。準優勝戦、優勝戦ともにイン逃げを決め、いわゆる「王道V」を達成。初優勝が5コースで、「してみたかった」と目標をかなえた。優勝戦後は「緊張はしましたよ～。でもスタートは勘通り。椎名さんが来てヒヤッとしたけど、回った後が良かったです」と笑顔で振り返った。
今期勝率はA1級ボーダーを上回り、最上位ランクのA1級昇格は決定的。「この優勝で最優秀新人へ1歩近づいたと思う。そこを目標にやっていきたい。あと、早く次の優勝がしたい」。将来のスター候補は、明確なビジョンを持ち、今後さらなる飛躍を目指す。