準優制
GIオールジャパン竹島特別 開設61周年記念競走
【3/25(土)~30(木)】

 
□出場予定選手
 
開門時間
3/25~29…10:20
3/30…13:00
1Rスタート展示 14:20
12R発売締切 20:40
進入固定競走 7R
 
ボートレース蒲郡の61周年を祝う記念競走は、超豪華メンバーが集まり激しいバトルが繰り広げられそうです。ここでは初日のドリーム戦出場選手から順番に、注目選手を紹介したいと思います。
 
豪華メンバーで争う61周年 熱い火ぶたが切って落とされる!
 
1号艇にどっしりと構えるのは、愛知のエース池田浩二。昨年の当地グラチャンでは、優勝戦で普段はみせない前付けを敢行。地元開催のSGタイトル奪取へ、強い思いを表現しました。今回ももちろん優勝候補筆頭。華麗なウイリーターンで勝利を掴みとります。
松井繁が2号艇から勝機をうかがいます。11年連続22回目の出場となった昨年グランプリ。水面では熱く、それに対し陸の上では平常心に徹する姿が印象的でした。勝負所を見極める目は、まさに艇界の王者たる所以。この蒲郡でも、勝ちにこだわったレースをみせてくれるでしょう。
3号艇は昨年の蒲郡グラチャン覇者・山崎智也。4コースから鮮やかすぎるまくりを決め頂点に立ちました。今大会も優勝を決め、タイトルのW制覇を達成すれば、今年度の蒲郡はまさに山崎カラーに染まるといっても過言ではありません。もちろんその可能性を十分に秘めています。
艇界イチのスタート巧者・菊地孝平が、4号艇から一撃必中を狙っています。昨年はボートレースメモリアルを2マーク逆転で制し、5個目のSGタイトルを戴冠。SGだけでなく、GI2Vも達成し1年間を通しての安定感が光りました。今回は圧倒的な勝利さえ予感させます。
5号艇は下関周年で優勝を挙げた原田幸哉。内容も、節間7勝の準パーフェクトV。完璧な勝利だったといえるでしょう。この勝利により、SG3勝、GI12勝を積み重ねたことになりますが、蒲郡のビッグタイトルは未獲得。念願成就へ、機は熟しています。
ニュージェネレーションの旗手・桐生順平が、6号艇から虎視眈眈と上位進出を目指します。実力者が揃う新世代の中で、昨年のグランプリ決定戦にはただ一人駒を進めました。加えて、今年も早々に戸田周年で優勝。実力・リズムがかみ合っているだけに、脅威の存在です。
今回は6月のグラチャンで優出した6人の中で、ドリーム戦にエントリーしている池田、山崎を含め、魚谷智之毒島誠重成一人の5名が参戦。過去にSG制覇の実績がある蒲郡で、再び勲章を手にしかけた魚谷。気力的には劣性ながら、整備で上向かせ予選3位で突破した毒島。対照的に、エース機を手にし、自身のテクニックとマッチさせた重成。SGファイナルでぶつかり合った選手達が、再び蒲郡の歴史に新たな1ページを加えることでしょう。
その他のグラチャン出場組から印象に残っている選手としては、準優勝戦で3カドに引き、大いに沸かせた太田和美。惜しくも準優次点に泣きましたが、ガマハラリョウらしさを披露した笠原亮。予選最終走で見せた前付け&まくりは見事だった白井英治。兄・元志との兄弟ワン・ツーを決め、最強ブラザーズを見せつけた篠崎仁志。それぞれの選手からドラマが生まれ、グラチャンを思い出すためには欠かせない選手ばかりです。
その他にも元祖ナイターキング・今垣光太郎。蒲郡では毎回抜群のパフォーマンスをみせる井口佳典。静岡の総大将・服部幸男。2年前の周年チャンピオン須藤博倫。10月のGⅢを勝った丸岡正典。蒲郡周年は3度の優出歴がある山口剛。昨年の周年では、優出2着と奮闘した吉田俊彦など遠征勢は超豪華ラインナップです。
迎え撃つ地元愛知支部は、赤岩善生柳沢一平本真之に注目です。2017年前期適用勝率において、全選手ナンバー1の勝率を残した赤岩。その調子をキープして登場した正月シリーズで優勝を飾ったことで、勢いは最加速しました。2012年以来の蒲郡周年制覇となるか。前年覇者として、強豪撃破に挑む柳沢。その優勝により推薦権を手にしたボートレースメモリアルで、初優出を果しました。大舞台でしか得られない経験を加え連覇に挑みます。新たなステージに上ったといえば、グランプリに出場した平本もその一人。凍りつくような緊張感の中で、戦った1節間は必ずプラスになっているはず。今年も同じ舞台を目指し、1走も無駄にはできません。
その他にも、インの鬼大嶋一也。安定感のある捌きで抜け出す佐藤大介。昨年は初出場のSGで水神祭も達成した杉山裕也。正月戦は機力的には厳しかったが、テクニックでカバーした河村了。一般戦とはいえ蒲郡では結果を残す磯部誠。ターンセンスはピカイチも、そろそろ地元でタイトルが欲しい岩瀬裕亮ら総勢11名で遠征勢と激しいバトルを繰り広げます。
一体どの選手が61周年の勝者となるのか。今から楽しみでなりません。

~蒲郡でのGIは…~

去年6月に行われたグランドチャンピオンは、山崎智也の劇的なまくりによって勝負が決しました。一昨年のボートレースメモリアルでも、篠崎元志の大逆転勝利。少し間隔が空きますが、2011年のオーシャンカップでは、佐々木康幸の豪快なまくり差しが突き差さるなど蒲郡のSG優勝戦では、最も人気を背負う1号艇が勝ちきれません。
では、GIではどうでしょうか。検証してみたいと思います。

~2016/2/16~
●第61回東海地区選手権競走●

愛知、静岡、三重とバランスよいメンバーとなった優勝戦。強力アシを武器に、予選道中から飛ばしてきた仲口博崇がインに構えます。意外にも、蒲郡での記念優勝がなかった仲口。スタートをバチッと決めて、逃げ切りを決めました。

選手名 ST
1 1 仲口博崇 .09
2 3 池田浩二 .14
3 4 佐々木康幸 .12
4 5 徳増秀樹 .13
5 2 服部幸男 .13
6 6 坂口周 .05

決まり手:逃げ

~2015/11/15~
●60周年記念競走●

第60周年のメモリアルとなった前大会。メンバーをみると、ベテラン不在・実力拮抗の構成となりました。トップショットを決めたのは井口佳典。インの石野にプレッシャーをかけましたが、攻め切れませんでした。そこに狙い澄ました差しを決めたのが柳沢一。嬉しい地元タイトルを奪取しました。

選手名 ST
1 4 柳沢一 .06
2 3 吉田俊彦 .11
3 5 横澤剛治 .13
4 6 丸岡正典 .13
5 1 石野貴之 .19
6 2 井口佳典 .12

決まり手:差し

~2014/7/8~
●59周年記念競走●

SGにも負けない超豪華メンバーが揃った59周年。安定感のある走りで波に乗った須藤博倫が優勝戦のポールポジションをゲット。ビッグネームを相手に、一筋縄ではいかないレースが予想されましたが、きっちりとスタートを決め、自身2度目のGI優勝をゲットしました。

選手名 ST
1 1 須藤博倫 .07
2 2 井口佳典 .04
3 3 瓜生正義 .14
4 4 峰竜太 .16
5 5 池田浩二 .21
6 6 松井繁 .15

決まり手:逃げ

2013/10/29~
●58周年記念競走●

ドリーム戦に出場した6選手が全て予選落ちと、主力選手が大苦戦したシリーズ。そんな流れなのか、準優勝戦3レースで逃げがゼロと、混戦に拍車が掛かりました。最後に笑ったのは川崎智幸。エース機を手にし、パワー通りのレースを披露しました。

選手名 ST
1 1 川崎智幸 .09
2 4 丸岡正典 .21
3 6 齊藤仁 .08
4 3 片岡雅裕 .08
5 2 星野太郎 .09
6 5 重成一人 .12

決まり手:逃げ

~2012/4/8~
●57周年記念競走●

地元から3選手が勝ちあがった57周年。その中でも得点率3位ながら、優勝戦1号艇を勝ち取った大嶋が逃げ切るかに注目が集まりました。レースは1マークでやや外に流れた大嶋に対し、キレイに差した赤岩善生に軍配。前年12月に行われた東海地区選手権に続く、蒲郡GI連続Vを飾りました。

選手名 ST
1 2 赤岩善生 .07
2 1 大嶋一也 .06
3 5 瓜生正義 .12
4 4 池田浩二 .12
5 6 齊藤仁 .14
6 3 太田和美 .09

決まり手:差し
 
以上のように5大会のうち逃げが3本、差しが2本という結果でした。機力が充実した優勝戦の1号艇ということで、普段よりも逃げが決まりやすいというイメージがありますが、GIの優勝戦もインでテッパンというわけではなさそうです。蒲郡のGIにおいてもSG同様に、荒れやすいと考えてもよさそうです。今回は一体どのような結果になるのでしょうか。

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