優勝戦レポート


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日本モーターボート選手会長杯争奪尼崎ぶるたんカップ

藤岡俊介が差しぬき今年&当地通算4回目のV!

寒さが増し本格的な秋の訪れを感じた今節。4日間の短期決戦を経て1号艇をゲットしたのは今村暢孝選手です。モーター2連率は決して良くないものの節間6戦5勝2着1回の成績を残し、最強ベテランの実力を見せつけました。対抗格となる2号艇には同じく節間6戦5勝2着1回、地元の藤岡俊介選手が構えます。3号艇に地元・古結宏選手、4号艇に準地元・北村征嗣選手、5・6号艇に岡山勢の渡邉和将選手と東健介が登場しました。
展示では123カド564の進入となったものの、本番は枠なり3対3の進入でスタート。全艇コンマ0台でスリットを通過するも5号艇・渡邉選手がコンマ03と痛恨の勇み足でフライング。真っ先に旋回体勢に入ったのは1号艇・今村選手でしたが、ターンが膨らみその懐を突いた2号艇・藤岡選手がバックストレッチで首位に立ち、今村選手が続きます。
トップを走る藤岡選手は1周2マークも悠々と旋回し、今村選手が全速旋回で形勢逆転を狙うも及ばず。その瞬間、4号艇・北村選手と6号艇・東選手が2番手争いに加わり、3周目まで抜きつ抜かれつの激しい攻防戦を展開します。迎えた最終ターンマーク、今村選手が先制し、2番手を確定。ホームストレッチで伸びた北村選手が3番手を手にし、結果、上位隊形2-1-4での決着となりました。
無駄のない鋭いターンで差しぬき、見事勝利した藤岡選手は今年そして当地通算4回目、通算12回目の優勝を遂げました。


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