優勝戦レポート
日本財団会長杯争奪 第44回オール兵庫王座決定戦
兵庫支部48選手によって頂点を決した「オール兵庫王座決定戦」。優勝戦1号艇は今節のトップモーター5号機を引き当てた吉田俊彦選手。9戦5勝と安定した成績を残しており、一番優勝に近い存在です。 2、3号艇は同じく5勝を挙げた魚谷智之選手と稲田浩二選手。昨年のオール兵庫覇者とイナダッシュの異名で知られるスタート巧者、どちらも侮れません。4号艇は高橋正男選手、5号艇は向所浩二選手、6号艇には高野哲史選手が構えました。
6号艇・高野選手が動いて123/465で発進。1号艇・吉田選手と2号艇・魚谷選手がコンマ0台の好スタートを決め1周1マークへ。イン逃げ態勢に入る吉田選手の懐へ魚谷選手が差し込み、バックストレッチは首位・吉田選手の一艇身後ろを魚谷選手が追走。
手に汗握る1周2マークを先制したのは魚谷智之選手です。続いて、吉田選手、4号艇・高橋選手、3号艇・稲田選手が旋回。すぐさま稲田選手が高橋選手を抜き返し、上位隊形2-1-3。吉田選手がパワー全開で激走しましたが、隊形は変わらずゴールインとなりました。
インの強い尼崎で、なおかつトップモーター1号艇を破って勝利した魚谷選手は今年4回目、地元28回目、通算77回目、そしてオール兵庫は連覇達成・8回目の優勝を飾りました。2016年アマキングは今月末、尼崎の代表としてSGメモリアル(桐生)に参戦します。こちらもご注目ください。