優勝戦レポート


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尼崎市市制100周年記念 GI尼崎センプルカップ(開設63周年記念)

混戦制した松井繁が今年GI初優勝!

今年のGI幕開けレースとなった尼崎センプルカップの優勝戦は、強豪が出そろう注目の一戦となりました。1号艇をゲットしたのは、2日目第1走を除きオール2連対の松井繁選手。2号艇は、優出選手インタビューにて「準優は思うように走れた」と語る、好調の地元代表・吉田俊彦選手。3号艇は前節の徳山・お正月レースで優勝し勢いのある白井英治選手。優出選手インタビューで「足にはかなり自信あり」とアピールした湯川浩司選手が4号艇。コース取りについて言及した中島孝平選手、西島義則選手がそれぞれ5号艇、6号艇に構えます。
レースでは5号艇・中島選手、6号艇・西島選手が一目散に回り込み、165/234の隊形からスタート。1号艇・松井選手がコンマ15でスリットを通過し、1周1マークを先マイ。握って攻めた3号艇・白井選手がその後方から、4号艇・湯川選手が内から追い上げ混戦状態になるも、バックストレッチで松井選手が2番手以下から徐々に艇間を広げます。
1周2マークを回り、松井選手が単独首位に。2番手・白井選手、3番手・湯川選手と続きます。しかし2周2マーク、4番手の西島選手が最内から鋭く切り込んで3番手に浮上。その後、逆転された湯川選手は必死の追い上げを図るも上位隊形1-3-6でゴールインとなりました。
優勝した松井選手は表彰セレモニーで「今日は追い風でちょっと苦しい状態ではあったが自分を信じて戦った。今年はリベンジの年だと思って、年明けから気合を入れていきます。」と今後の意気込みを語りました。


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