優勝戦レポート

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第64回センタープール杯争奪 ニッカングローリー賞競走

中辻崇人が今年V4、通算V45を達成！

1カ月ぶりの開催レースとなった今節。ファイナルレースの1号艇を勝ち取ったのは今年13優出V3で安定感ピカイチの中辻崇人選手。絶好枠から3度目の当地優勝を狙います。そこに待ったをかけるのは2、3号艇に構える地元・吉田俊彦選手と芝田浩治選手です。吉田選手は8月末の当地戦に続く2連覇を成し遂げられるか、ファン注目の一戦となりました。
枠なり3対3の進入からコンマ0台で5号艇・山口裕太選手と6号艇・浦田晃嗣選手がスリットを通過。1周1マークは1号艇・中辻選手がかろうじて先マイするも2号艇・吉田選手と5号艇・山口選手がその懐に切り込み、バックストレッチでは首位の中辻選手の一艇身後ろに山口選手、そしてその一艇身後ろに吉田選手が続く大乱戦となります。
2周目ホームストレッチに入ると中辻が伸びてトップ確定。2番手を懸けて山口選手と吉田選手が競り合います。コーナーで山口選手が先手を取るも直線で吉田選手が追いつくという展開を繰り返し、迎えた2周2マーク。握って回る吉田選手に対し、コンパクトに旋回した山口選手に軍配があがり、上位隊形1-5-2でゴールインとなりました。
得意の水面で当地3回目、今年4回目、通算45回目の優勝を飾った中辻選手。表彰式では「尼崎は相性がいいですね。また呼んでください。優勝を狙えるように走ります」と次を期待させるコメントをしました。