優勝戦レポート
日本財団会長杯争奪 第43回オール兵庫王座決定戦
地元エース・魚谷智之が地元3連続V!
今年も「オール兵庫」の時期がやってきました。ファイナルレース1号艇は今年8優出V4、今節オール3連対でVロードを突き進む魚谷智之選手です。それに待ったをかける2号艇は2013年、2014年と2年連続オール兵庫を制している吉川元浩選手。3号艇に藤岡俊介選手、4号艇に小坂尚哉選手、5号艇に向所浩二選手、6号艇に松本勝也選手が構え優勝戦がスタートしました。
枠なり3対3の進入から4号艇・小坂選手がコンマ07でスリットを通過、一気に内へ絞るも内側3艇が応戦します。イン逃げ態勢に入る1号艇・魚谷選手に2号艇・吉川選手がまくり、3号艇・藤岡選手が差しを仕掛け、バックストレッチはトップ・魚谷選手、2番手・藤岡選手、そして後方に残り4艇が横並びという隊形になりました。
1周2マークは魚谷選手、藤岡選手に続き、小坂選手と6号艇・松本選手が旋回。鋭いターンで切り込んだ吉川選手が最内から追い上げ、3番手争いは松本選手と吉川選手の一騎打ちに。その後3周目ホームストレッチで松本選手が吉川選手を完全に引き離し、上位隊形1-3-6でゴールインしました。
2連率16.8%のワースト級モーターを引いたにも関わらず、実力でキッチリと逃げ切った魚谷選手。今年5回目、地元26回目、通算72回目の優勝を収めました。次節は尼崎の代表としてSGメモリアル(蒲郡)の出場が控えています。