優勝戦レポート


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日刊スポーツ杯争奪第22回伊丹選手権競走

杉山裕也が終始トップを守りぬき、当地初制覇!

準優勝戦日より寒波が到来し、冬の訪れを感じた今節。
優勝戦・1号艇に登場するのは節間10戦8勝と圧倒的な好成績でファイナルレースに駒を進めた杉山裕也選手。今年14優出V2、前節も住之江で優出しており、優勝に一番近いと言っても過言ではないでしょう。それに待ったをかけるのは今年10優出V2の2号艇・坂口周選手と、同じくV2の3号艇・湯川浩司選手。とくに坂口選手は前回の当地周年時に公傷で途中帰郷したため、その悔しさを晴らすべくレースに挑みます。
枠なり3対3の進入から1号艇・杉山選手がコンマ14のトップスタートを決め1周1マークへ。2号艇・坂口選手が差し、3号艇・湯川選手がまくりを敢行しますが、杉山選手は敵勢をものともしない軽快なターンで首位をキープ。先行する杉山選手に坂口選手、湯川選手が続きます。
1周2マークも杉山選手が先制。内から追い上げてきた6号艇・待鳥雄紀選手が坂口選手の懐を狙うも、ターンが膨らみ逆転ならず。その最内を切り込んだ湯川選手が坂口選手と激しい2番手争いを繰り広げます。
両者一歩も譲らない大接戦の末、2周2マークを全速旋回した坂口選手に軍配が上がり、上位隊形1-2-3で決着となりました。
終始トップを守りぬいた杉山選手は当地初制覇、通算V7を達成しました。


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