優勝戦レポート
デイリースポーツ杯争奪 第46回琴浦賞競走
約11年ぶりの地元優勝! 松本勝也が盤石のイン逃げ!!
大型台風の影響により2日目が中止順延となった今節。この台風さながらに準優勝戦も波乱の展開となり第10レースが5-2-4、11レースが2-5-3で万舟決着に。第12レースは万舟とならなかったものの1-6-2で松本勝也選手と高野哲史選手、山本隆幸選手ら兵庫支部が上位を独占しました。
迎えた優勝戦、準優で唯一のイン逃げを決めた松本勝也選手が1号艇で登場し、枠なり3対3でスタート。コンマ06の最速スタートを切った6号艇・高野哲史選手がこのまま優位に攻め立てるかと思いきや、瞬く間に内から伸び返した1号艇・松本選手が先マイ。さらに3号艇・村田修次選手がその内に切り込んでバックストレッチへ。
わずかな隙を鋭く突いた3号艇・村田選手でしたが、先マイした松本選手には惜しくも及ばず。3番手は4号艇・佐々木和伸選手と6号艇・高野選手が争い、1周2マークに突入。松本選手がトップをキープし、2番手に飛び込んできたのは先ほどまで3番手争いをしていた高野選手。しかし、勢い余って外へ跳ね出し、冷静に旋回した村田選手が奪取して1-3-6の上位隊形となります。
その後も松本選手は後続勢をどんどんと突き放して堂々のゴールイン。今年2回目、通算35回目の優勝を挙げました。しかも、地元ではなんと約11年ぶり。節間オール3連対でまとめ、地元の雄たる実力を見せつけた一戦となりました。