優勝戦レポート


ひらめきバックナンバー

第13回報知ローズカップ争奪戦

向所浩二がファンの期待に応え、地元V9達成!

優勝戦の注目は内に構える地元選手3名。1号艇には今節7戦5勝、今年11優出V1と安定の成績を残す向所浩二選手。2、3号艇は今節をオール3連対でまとめた白石健選手と魚谷智之選手が並びます。当地実績は十分な地元3強のほかに、デビュー初Vを狙う濱本優一選手が4号艇、当地G3戦を制した実績を持つ林祐介選手が5号艇、そして今年全国スター候補に選ばれ、めきめき頭角を現している上野真之介選手が6号艇で登場しました。
枠なり3対3の進入から全艇コンマ10台のスタートを決め、1周1マークへ向かいます。1号艇・向所選手がイン逃げ態勢に入るところを2号艇・白石選手が差しハンドルを入れ、3号艇・魚谷選手はまくりを敢行。しかし、向所選手が押し切り、バックストレッチで首位に立ちます。
迎えた1周2マークは向所選手がトップで旋回し、ホームストレッチで魚谷選手と白石選手が並走状態に。2番手争いが動いたのは2周1マーク、白石選手が魚谷選手の懐を切り込み、単独2番手を奪取します。これで上位隊形は固まったかのように思いましたが、その後6号艇・上野選手が3周1マークで魚谷選手を追い抜き、逆転。結果1-2-6でゴールインしました。
向所選手は今年2回目、当地9回目、通算41回目の優勝を収め、舟券の一番人気に応えました。


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