優勝戦レポート
サッポロビールカップ
地元・安田政彦がインから押し切り、通算V61を達成!
優勝戦の絶好枠・1号艇で登場するのは、10戦6勝の地元・安田政彦選手です。当地では一般戦V9、周年制覇の経歴を持ち、実績は十分。走り慣れた水面で優勝に燃えます。2号艇に構えるのは今節の2連率成績トップ3のモーターを引き当てた森竜也選手で、今年は昨年の3優出Vゼロに比べ9優出V4と絶好調です。3号艇には準優勝戦4コースからまくり差しを決め、優勝戦に勝ち進んだ浅見昌克選手が登場し、いよいよレースが始まります。
展示と同様、5号艇・今村暢孝選手が3コースに割って入り、125/346の進入隊形で発進。1号艇・安田選手がコンマ06の好スタートを切ると一気に1周1マークへ。2号艇・森選手が安田選手の懐を差しにかかるも、安田選手はこれを突き放し、1マークを先マイします。首位独走の安田選手に森選手が続き、一艇身差で3号艇・浅見昌克選手が追走。その後、ターンマークを迎えるごとに森選手が逆転を狙おうと挑みますが、安田選手が最終周回までトップを守り抜き上位隊形1-2-3でゴールイン。
渾身のスタートと力強い1マークでの押し切りで、見事勝利をものにした安田選手は今年V3、当地V11、通算V61を飾り、来春の当地・SGクラシックへの出場にまた一歩近づきました。