優勝戦レポート


ひらめきバックナンバー

テレボートカップ・JLC杯争奪戦

榎幸司が差しでV。10万舟を叩き出す!

優勝戦1号艇で登場したのは今年10優出V2、そして今節メンバー中で唯一、2014年後期勝率7点台の山田竜一選手です。今節も10戦5勝とまずまずの成績を残しており、優勝に一番近い存在と言えるでしょう。
ただ、ほかの選手も優勝の可能性は十分。2号艇は優勝戦前のインタビューで「足はすごく良い」と語っていた宇佐見淳選手、3号艇は山田選手を上回る節間6勝を挙げた谷野錬志選手、4号艇はこちらも節間6勝の地元・古結宏選手、5号艇は前回当地戦Vのもう一人の地元・廣瀬将亨選手、そして準優勝戦で5コースから2着を勝ち取った6号艇の榎幸司選手です。激戦必至のファイナルレースが今始まります。
枠なり3対3の進入から6号艇・榎選手がコンマ05のトップスタートを切ります。1周1マークではインげに持ち込む1号艇・山田選手に2号艇・宇佐見選手が差しハンドルを入れ、3号艇・谷野選手が全速旋回でまくりにかかります。1~3号艇に注目が集まる中、榎選手が宇佐見選手と山田選手の隙間を鋭く差しこみトップを奪取。バックストレッチでは先頭の榎選手を宇佐見選手と山田選手が猛追し激しい2番手争を繰り広げます。しかし、2周1マークで宇佐見選手に軍配が上がり、上位隊形6-2-1でゴールインしました。
3連単は99番人気で、配当金額は驚愕の10万円越え! 強豪を相手に見事な旋回でレースを制した榎選手にとって当地初、約1年7カ月ぶり通算5回目の優勝を収めました。


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