優勝戦レポート


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スポーツニッポン杯争奪 第24回しらなみ賞競走

郷原章平がイン逃げ快走で当地初制覇!

安定板を使用するほどの強風に見舞われた初日に始まり、優勝候補が次々と敗れる波乱の展開となった今節も、ついに優勝戦を迎えました。
今年に入って4優出している郷原章平選手が1号艇で登場。優勝戦前のインタビューでは「足はかなりいいです。(2マークの追い風の中でも)しっかり掛かってくれたし、その掛かりがすごく深いんで、回ってからもグイッと押してくれるんです。足には何の不満もありません」と優勝への意気込みと自信を語っていました。その郷原選手の脅威となりそうなのは、ここまで10戦中5勝をあげ、当地優勝経験のある3号艇・山本光雄選手と、今年6優出V1でこちらも当地Vの実績を持つ4号艇・藤丸光一選手です。どんな一戦となるのか、いよいよレースが始まります。
枠なり4対2の進入から2号艇・服部達哉選手がコンマ10のトップスタートを切りますが、インから伸び返した1号艇・郷原選手が1周1マークを先マイ。旋回する郷原選手の懐を2号艇・服部選手、3号艇・山本選手、4号艇・藤丸選手、5号艇・松田竜馬選手が狙うも届きません。後続艇を突き放し、快走する郷原選手は1周2マークもトップで旋回。最内から山本選手が旋回するも、5号艇・松田選手が切り込んで2番手の座を奪取。3番手となった山本選手は必死に追走しましたが、その後も1-5-3の上位隊形は変わらず、そのままゴールとなりました。
自慢の足で優勝を掴んだ郷原選手は今年初、当地初Vをゲットし、通算19回目の優勝を飾っています。


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