優勝戦レポート


ひらめきバックナンバー

SG第49回ボートレースクラシック

松井繁がイン逃げ完勝! SG通算V12の快挙達成!!

初日から予想外の展開が続き、ボートレースの面白さを改めて感じた今節。最終日の場内は多くのファンで溢れかえっていました。
注目の1号艇を手にしたのは優出メンバー中、唯一オール3連対で優勝戦へ駒を進めた松井繁選手。2号艇には昨年のグランプリ(賞金王)優勝者の池田浩二選手、4号艇にはエースモーター・35号機を引き当てた太田和美選手が構えます。さらに3、6号艇で地元・吉田俊彦選手と鎌田義選手、5号艇で昨年のG1尼崎センプルカップ初代チャンプに輝いた徳増秀樹選手が登場。SGウイナー3名とSG未制覇3名。今節の「伝統の戦いか。伝統を覆す戦いか。」というキャッチコピーに見合った最強の6名が出そろいました。
レースは展示通り枠なり3対3の進入から1号艇・松井選手がコンマ14のトップスタートを切り、1周1マークを先マイ。その内を4号艇・太田選手が、外から2号艇・池田選手が攻め込むも、松井選手には一歩届きません。トップに立った松井選手に、池田選手、太田選手が猛追します。迎えた1周2マークも松井選手がトップ旋回。続いて旋回する池田選手の最内をバックストレッチで伸びた6号艇・鎌田選手が狙い、2艇は接触。はじかれた池田選手は後退し、2番手に鎌田選手が躍り出ます。ホームストレッチで3番手を太田選手と池田選手が争いますが、2周1マークで切り込んだ太田選手が3番手を奪取し、結果1-6-4でゴールインとなりました。
通算113回目、当地14回目、そしてSG通算12回目の優勝を飾った松井選手。
表彰式では前検からの7日間を振り返ってという質問に対し、「100点満点でしょう。今年はグランプリよりこの大会(ボートレースクラシック)の方が大事だったんです。優勝するつもりでやってきて、優勝できたっていうのは本当に最高!!」と笑顔で答え、会場は称賛の拍手に包まれました。


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