優勝戦レポート
第11回ダイスポスワンカップ競走
白石健が走り慣れたホームプールでイン逃げV!
今年既に4優出を果たしている白石健選手が1号艇で登場。前回の1月当地戦では2号艇で優出したものの3着と、結果を出せなかっただけに気合が入ります。その行く手を阻むのは2007年に当地G1周年で優勝経験のある、SGウイナーの2号艇・辻栄蔵選手と今年2優出V1の3号艇・岡本猛選手。混戦が予想される優勝戦がいよいよ幕を開けます。
枠なり3対3の進入から1号艇・白石選手がコンマ13のトップスタートを切り、1周1マークを先マイ。その内を2号艇・辻選手と4号艇・野添貴裕選手が狙いますが、逃げ切った白石選手がバックストレッチで先頭に立ち、2番手に辻選手、少しの差で3番手に野添選手が続きます。
1周2マークも白石選手がトップで旋回し、内を狙って切り込んだ4号艇・野添選手が2番手に躍り出ます。ホームストレッチでは辻選手と5号艇・田中浩之選手が3番手を争いますが、迎えた2周1マークで先行する2艇の内を突き、3号艇・岡本選手が3番手に浮上。辻選手と岡本選手の激しい3番手争いとなるなか、2周2マークで辻選手が先マイする岡本選手を差し逆転に成功、1-4-2の順でゴールインしました。
地元ファンの期待に応えた白石選手は当地7回目、通算54回目の優勝を飾っています。