優勝戦レポート


ひらめきバックナンバー

GⅢ女子リーグ戦競走第11戦クイーンロード

今井美亜が3年10カ月にしてデビュー初Vを勝ち取る!

風は冷たいものの天候に恵まれた今節。女子レーサーの活躍をひと目見ようとボートレース尼崎は多くのファンで賑わっていました。
優勝戦の絶好枠を手にしたのは今期、自身初のA2に昇級し、節間9戦5勝と勢いに乗っている今井美亜選手。2号艇には今井選手を上回る6勝をあげた樋口由加里選手が、4号艇には当地、前々回の女子リーグ優勝者の細川裕子選手が構えます。
枠なり3対3の進入からコンマ02の強烈なスタートを切った1号艇・今井選手が1周1マークを先マイし、バックストレッチで後続艇を引き離す走りを見せます。2番手には樋口選手が続き、3番手を3号艇・松本晶恵選手、4号艇・細川選手、5号艇・遠藤エミ選手が争います。
注目の1周2マークも今井選手、樋口選手の順で旋回し、ここで先手を打った細川選手が3番手を奪取。しかし、2周1マークで5号艇・遠藤選手が細川選手を捕えて並走状態に持ち込み、再び3番手争いに。互いに一歩も譲らない攻防が続くなか細川選手が遠藤選手を冷静にさばき3着を死守。上位隊形1-2-4でゴールしました。
デビューから約3年10カ月にして初Vを手にした今井選手。表彰式では「今も実感が湧かない。優勝できてめちゃくちゃ嬉しいです。今後の目標は8月に地元、三国で開催されるレディースチャンピオン(女子王座)に出ること。この後も一走、一走を大事に走りたいです!」と、初優勝に対する喜びとレディースチャンピオン出場権獲得への意気込みを語りました。


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