優勝戦レポート


ひらめきバックナンバー

2/16(日)トランスワード杯

藤岡俊介がデビュー10年目で地元初V!

関東甲信での記録的な大雪の影響を受け、当地でも予選3日目には雪が降ったものの、最終日には天候が回復しました。
優勝戦へ駒を進めた6選手が当地初Vを懸けて挑むことになった一戦で1号艇を手にした地元の藤岡俊介選手は、前節の丸亀に続き2節連続の優出を決め、今年初Vを狙います。2号艇には優出メンバー中、最年長の鈴木博選手が構え、3節連続準優敗退と悔しい結果続きだった岡村慶太選手が4号艇で登場します。
枠なり3対3の進入隊形から、1号艇・藤岡選手がコンマ03のトップスタートを決め1周1マークを先マイ。バックストレッチでは、押し切った藤岡選手に続き、2号艇・鈴木選手、3号艇・重木輝彦選手、5号艇・西川昌希選手が並走。4号艇・岡村選手も直線で伸びて2番手争いに加わります。
1周2マークでは先頭の藤岡選手に次ぎ、岡村選手が旋回。すかさず外から握り込んだ鈴木選手がホームストレッチで並走に持ち込み、2周1マークでは両者ほぼ同時に旋回し、激しい2番手争いを繰り広げます。トップを独走する藤岡選手に対し、岡村・鈴木両選手の接戦が続きますが、やや伸びに分がある岡村選手が2周ホームストレッチで艇間を開け、上位隊形1-4-2で固まりフィニッシュしました。
地元戦の絶好枠という負けられない一戦を制した藤岡選手。自身通算5回目、デビューから10年目にしてうれしい地元初Vを果たし、次節から戸田、びわこと続く周年に向けて良い弾みとなりました。


□尼崎TOPへ