ボートレース若松優勝選手


王冠過去の優勝選手

ニッカン・コム杯(平成29年12月3日)

安田政彦 2コース差しV


3572 安田政彦(兵庫)

若松ボートの「ニッカン・コム杯」は3日に優勝戦が行われた。2コースから発進した2号艇の安田政彦(46歳=兵庫)が1マークで差しハンドル。イン先マイする1号艇の岡田憲行が懐を空けており、その隙を逃さずきっちりと差しを決めて1着ゴール。7日間のロングランシリーズを制して、今年2回目、若松では初優勝を飾った。
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初日、第1走目を2コース差しで1着発進。

今節は7日節シリーズだったが、リズムを崩さず堅実な走りで5日目まで予選トップを守った。6日目に、岡田に首位逆転を許して、優勝戦は2号艇。1号艇が取れなかったことは悔しそうだった。

それでも、優勝戦当日は、逆にそれが心を落ち着かせた。「(2号艇は)ノンプレッシャーでした」。

優勝戦。2コースからスタート。まずはインの岡田が先マイに入るも、外の艇を意識し過ぎたか、ターンマークを外して流れていた。

一番差しをグサリ。岡田の懐に入って、続く1周2マークを有利に先マイ。差し返し狙う岡田は、3番手から突っ込んできた天野晶夫を交わして時間ロス。安田がリードを広げ、2周目以降も首位をガッチリと守り、1着ゴール。対戦相手の一瞬の隙も逃さない巧者・安田が、ここ一番も冷静な差しハンドルを見せ、今年2回目の優勝を飾った。通算では73回目。

当地では意外にも初Vとなった。ウィニングランでは、右手を控えめに振って、ファンの声援に応えるベテランの姿があった。

ちょうどこの日、場内では尼崎GIの場外発売を行っていた。

尼崎は安田のホーム。「年だけど地元GIにはまだ出たいですね」。裏開催の若松からの帰り際にそう言葉を残した。A1級レーサーのプライドを垣間見た。

50歳が近づいてきた。それでも地元GIへの意欲は消えていない。確かなハンドルさばきは健在。次回か次々回の尼崎GIの出走表には「安田政彦」の名がきっとあるはずだ。

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(文:吉川)


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