優勝戦レポート


ひらめきバックナンバー

GⅢサッポロビールカップ

廣瀬真也が豪快なまくりで自身初V!

優勝選手には、ビール1年分が贈られる「GⅢサッポロビールカップ」。その優勝戦の1号艇に乗り込むのは、北陸のジャックナイフ・松田祐季選手。2号艇は今節のエース機11号機を引き当て、自身初優勝を狙う廣瀬真也選手。地元からは3号艇・吉川元浩選手が参戦し、当地3連覇を狙います。4~6号艇には、麻生慎介選手、平見真彦選手、今井貴士選手が構えます。
進入は枠なり3対3でスタート。2号艇・廣瀬選手がコンマ10のトップスタートを切り、勢いをそのままに1周1マークでまくり態勢へ。そこへ3号艇・吉川選手が懐に差しこもうとしますが、廣瀬選手がまくり切りバックストレッチでは2-3隊形に。その後方では、3番手をめぐり1号艇・松田選手、5号艇・平見選手、6号艇・今井選手が争います。
続く1周2マークも上位隊形2-3で旋回。廣瀬選手は独走態勢を築きはじめます。その後を今井選手、松田選手と続きますが、平見選手は松田選手の旋回時の引き波で失速し、3番手争いから離脱。松田選手と今井選手の激しい攻防戦は最終周回まで持ち込まれますが、最終周回1マークで先手を打った今井選手が3番手を奪取。上位隊形2-3-6で決着しました。
デビュー7年目にしてGⅢレースで自身初優勝を果たした廣瀬選手。表彰式では、「本当に現実かなって感じです。ゴール直前まで吉川(元浩)さんが後ろに迫っていたので、気が抜けませんでした。1着でゴールできて最高です。今後はまずA1、そして同期と同じように記念で走れるようになりたいです。」と語っていました。


□尼崎TOPへ