優勝戦レポート


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4/7(日)
JLC杯

吉川元浩がトップスタートから逃げ切って通算54回目のV!

台風並みの影響を及ぼした春の嵐により、開催5日目から安定版が使用された今節、いよいよ優勝戦を迎えました。
 10戦6勝で勝ち進んだ地元・吉川元浩選手が1号艇、もうひとりの地元・松本勝也選手が4号艇で登場し、両者久々の地元Vをかけて臨みます。
 枠なり3対3の進入隊形から、1号艇・吉川選手がコンマ08のトップスタートを決め、1周1マークを先マイ。2号艇・吉永則雄選手が差しに構えるも及ばず、バックストレッチで吉川選手がトップに立ちました。
 注目は2番手争いに移り、2号艇・吉永選手、3号艇・妹尾忠幸選手、5号艇・伯母芳恒選手の三つ巴で2マークへ。インから先手を打った吉永選手の懐を3号艇・妹尾選手が狙うも、6号艇・山口俊英選手が強引に割って入り妹尾選手が転覆、山口選手は妨害失格。これを受け、5号艇・伯母選手が2番手に浮上し、上位隊形1-5-2でゴールイン。
 見事なトップスタートから堂々と逃げ切った吉川選手は、今年早くも3回目、通算では54回目の優勝を収めました。地元では約1年5カ月ぶりの優勝で、上向いた調子をファンに示した一戦となりました。


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