優勝戦レポート


ひらめきバックナンバー

7/22(日)
SG第17回オーシャンカップ

井口佳典がインから押し切って今年2度目のSGV

10年ぶりの真夏のデイレース開催「SG第17回オーシャンカップ」。初日から事故艇、帰郷者が相次ぎ、波乱含みとなったシリーズの優勝戦がいよいよ幕を開けます。
予選得点率1位の重成一人選手が準優でまさかのFを切り、ファイナル1号艇は井口佳典選手が手にしました。さらに石野貴之選手が2号艇、地元の期待を背負う魚谷智之選手は6号艇での登場となります。
魚谷選手が一人ダッシュの枠なり12345/6の進入隊形でレースはスタート。6艇ほぼ横一線のスタートを切り、1号艇・井口選手がインから押し切って、1周1マークをトップで旋回。続いて3号艇・森高一真選手のまくりに対し、2号艇・石野選手が差しを狙うも大きく流れ、後方から4号艇・服部幸男選手が空いた内を差して、バックストレッチでは先頭の井口選手に服部選手、森高選手の順で追走します。迎えた1周2マークも井口選手が難なく先マイしトップ確定。競り合う服部選手と森高選手の2番手争いはしばらくもつれたものの、2周目のバックストレッチで服部選手がリードし、そのまま1-4-3の上位隊形でゴールとなりました。
5月の笹川賞(浜名湖)に続き今年2度目、通算では5度目のSG優勝を果たした井口選手。表彰式では「実は仕上がりが悪く、自信がなかった」と、不安だった心中を明かし、今年の2度目のSGV達成については「やり過ぎです(笑)」とコメント。さらに「この優勝で賞金王に向けてのビジョンが確実に見えた」といい、「今回ゴールラインでガッツポーズしなかったのは、年末の住之江のために取っておいたから!」と、賞金王への闘志を力強くアピールしました。


□尼崎TOPへ